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非暴力国際平和賞、児玉克哉氏の受賞が決定

1. 非暴力国際平和賞の趣旨

 20世紀は最も暴力的な時代と化しました。20世紀には二つの残虐な世界大戦がありましたし、広島・長崎を壊滅させた核のホロコーストもありました。20世紀には科学と技術の発展は目覚ましいものでした。その結果、人間は自然界を支配することができるようになりました。しかし、人間の精神とモラルの発展は、物質的な発展と相反する動きをしてしまいました。科学は、破壊の道具として使われるようになったのです。私たちは、科学が精神性によって自制されるなら、人類の幸福に寄与し、誤った活用は終わりを遂げると信じています。私たちは科学と精神性とは両立しながら発展すべきと考えています。
すでに科学、技術、経済などの分野では、それが本当に人間の生活を幸せにしたか、不幸にしたかとは別に、新たな発見や展開をした人の業績を称える賞はたくさんあります。しかし、暴力や嫌悪、不道徳や腐敗に勇敢に立ち向かった人や平和をもたらすために非暴力主義を広めた人を称える賞はあまりありません。正義のために活動し、迫害を受けたり、不屈の勇気を示したために投獄されたりする多くの人がいることを知っています。確かに、ノーベル平和賞はありますが、1年に1〜2人を表彰するにとどまっています。また、ノーベル平和賞は、特性として政治的な活動をした人が選ばれる傾向があります。マハトマ・ガンジーといった最高の非暴力活動家でさえ、ノーベル平和賞委員会からは認められなかったのです。実際に、暴力に反対し、非暴力主義をすすめる活動家を称える賞はほとんどありませんでした。非暴力国際協会は、不正義に立ち向かい、非暴力主義を実践する人を称える賞を導入する必要性を感じたのです。

2. 非暴力国際平和賞の歴史

 こうした背景をもとに、非暴力国際協会は、非暴力を通じて平和の文化を推進することに対して、特別な賞を送ることを決めました。1987年にそれは始められましたが、現在のように毎年贈るというスタイルではありませんでした。この時期に、3名の受賞者がいます。ハワイ大学名誉教授のグレン・ペイジ氏、創価学会インターナショナルの池田大作氏、元国連事務総長のペレス・デ・クエアル氏です。
 しばらくの空白の後、2010年よりこの賞は非暴力主義への視点をさらに強めて、毎年贈られるようになりました。2010年には非暴力のためのガンジー主義活動家であるN.スバ・ラオ博士が受賞しました。2011年には、イギリスの平和教育研究者・実践者であり、非暴力主義の国際的な発展に寄与してきたトーマス・ダフェルン氏が受賞しました。
 2012年の賞は、国際平和研究学会事務局長であり、多くの国際的な活動をしてきた児玉克哉氏に贈ることが決定されました。

3. 受賞理由

 受賞理由としては、以下のことが挙げられています。
1)平和研究、非暴力研究の分野において優れた功績があること、
2)実際に国際平和研究学会の事務局長などの役職を歴任し、世界の平和研究の中心的研究者であること、
3)ユネスコや国際社会科学評議会の平和教育プログラムに貢献し、平和教育分野での教育DVDなどの出版を行ってきたこと、
4)ヒロシマ・ナガサキプロセスの提唱者・推進者であり、非暴力の発想と行動で世界を変革しようとしていること、
5)広島の被爆者研究での業績がすぐれていること

4. 授賞式

 6月16日に、インドのニューデリーにて授与されました。


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